

傷跡の他院術後修正手術Dr.工藤の診療を紹介します。
思わぬ事故にあったり、ケガをした時に、ほんのわずかな傷だと思い、医療機関で治療を受けなかった場合などに、組織が修復されるときの健康な肉芽(にくげ)が形成されずに目立つ傷跡になっていくことがあります。
また、ケガをしてすぐに救急外来などで簡単な縫合を受けた場合も、後になって傷跡が目立つ場合があります。いずれも形成外科の技術でていねいに再縫合することで、きれいに目立たなくすることができます。
へこみ様の傷跡が残るものとして、水ぼうそうの跡や、繰り返し炎症や感染を起こしたニキビ跡などがあり、ほくろをレーザーなどで除去した場合にもへこみ跡になることがあります。手軽な治療法としてヒアルロン酸の注射などがありますが、傷跡部分の瘢痕は硬いため、経験上は一時的に浅くすることができても、すぐに後戻りをしてしまう印象です。へこみ様の傷跡は、へこんだ部分を切除して丁寧に縫い合わせる手術を行います。
やけど(熱傷)は受傷した際の適切な初期治療が重要ですが、熱傷の程度(I度~III度)が強いと、ひきつれやケロイドなどの目立つ瘢痕となります。
自傷によるやけど(根性焼き)の場合は、やけど跡を取り除いて縫い合わせるなど、極力、自傷であることを目立たなくする方法を取ります。
自傷行為によるリストカット跡は、社会生活を送るうえで大きな悩みとなる場合があります。傷跡を消し去ることは不可能ですので、いかにリストカットであるかをわからなくすることが重要です。そのためにはあえて傷の方向を変化させたり、植皮等を利用してやけどの跡のような形に置き換える方法などを行っております。
傷が治っていく段階で線維成分が過剰に増殖すると、ケロイドや肥厚性瘢痕と呼ばれる状態になります。両者はほぼ同様のものと考えられがちですが、ケロイドと肥厚性瘢痕の大きな違いは、ケロイドは元の傷の大きさを超えて広がっていて、赤みやかゆみなどの症状が強く、ちょっとしたかすり傷程度でも発症してしまい、ケロイド体質とも言われます。
肥厚性瘢痕は一般的によく見られ、元の傷の大きさを超えることはなく、赤みやかゆみの程度はケロイドより軽いのが特徴です。
治療法は、圧迫療法、内服療法、外用療法、ステロイド局所注射、レーザー治療、外科的手術です。手術の場合は、再発や増悪を起こさないように高い技術と工夫が必要とされています。
主に顔にケガをした後にきちんと治療を受けなかった場合、簡単な縫合しか受けなかった場合などに、後になって目立つようになった傷跡をきれいにする手術法ですあえて傷跡をジグザクに切開して縫い合わせることで、ひきつれ予防と、傷跡が細かく分断されたように見えるために結果的に目立たなくなるのです。
W形成術の実際
ケガした後に医療機関での縫合後に、周囲の皮膚のひきつれや盛り上がりを伴う傷跡が残った場合に適した手術法です。直線的な傷跡の1か所もしくは数か所にZの皮弁を入れ替えるように縫い合わせることで、ひきつれや盛り上がりを軽減し、W形成術と同様に傷跡が分断されたように見えるために、結果的に目立たなくなります。
傷跡の形成手術とは 症例解説 工藤勝秀先生
標準的な治療費用
385,000~495,000円(税込)
リスクと合併症
瘢痕、内出血、感染など
症例1 左頬傷跡修正 17歳女性 【担当:工藤先生】
標準的な治療費用
176,000~198,000円(税込)
リスクと合併症
瘢痕、内出血、感染など
症例2 左頬傷跡修正 22歳女性 【担当:工藤先生】
標準的な治療費用
148,500~220,000円(税込)
リスクと合併症
瘢痕、内出血、感染など
症例3 眉間傷跡修正 27歳女性 【担当:工藤先生】
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