

わきがは汗腺のはたらきによって、独特のにおいがする体質です。
わきがは決して病気ではありませんが、悩みとして感じている人は多いようです。また、わきの多汗症とは、その名の通り、わきの下に汗を多くかく体質ですが、わきがと合併していることが多く、「わきが多汗症」とひとまとめにして呼ばれることも多いです。
ご自分がわきがかご心配、不安な方もいらっしゃると思います。
わきがや多汗症かどうかを判断するには、以下の5項目にあてはまるかチェックしてみるといいと思います。
最初の3つ(1〜3)が当てはまる・・・わきが体質の可能性が大です。
最後の2つ(4〜5)が当てはまる・・・多汗症の可能性が大です。
5つすべてが当てはまる・・・わきが多汗症の可能性が大です。
上記に当てはまり、わきがだとわかった場合、そして日常の汗とにおい対策が十分できなくて、においで非常に悩まれている方は、まずは担当医に相談するといいでしょう。
わきが・多汗症の手術にはいくつかの方法がいわれていますが、3大汗腺といわれるアポクリン汗腺、エクリン汗腺、皮脂腺を確実に取り除くために、当院で取り入れているイナバ式を改良した皮下組織削除法に、さらに剪除法を併用して万全の手術を心がけております。
これによってニオイだけでなく汗も確実に減らすことができます。
この治療によって、汗腺とともに毛根をほとんど取り除くため、脱毛効果も期待できます。
より完全な脱毛を望まれる場合は、アフターケアとして医療レーザー脱毛を受けることも可能です。
手術後は包帯を巻きますので数日間の生活制限がありますが、入院は不要で、1〜2回の通院だけです。
■ 剪除(せんじょ)法
わきにメスを入れ、わきがの原因であるアポクリン汗腺とエクリン汗腺を目視しながら、特殊なハサミなどで汗腺を直接除去するわきが手術法です。
わきが治療としてはもっとも確実な方法で、専門の医学書にもスタンダードなわきが手術として紹介されています。
■ 皮下組織削除法(イナバ式)
わきに小さな切れ込みを入れ、特殊な器具を差込み、わきがの原因であるアポクリン汗腺、エクリン汗腺を含む皮下組織を除去する方法です。
このわきが手術法は、故・稲葉益巳先生が考案したイナバ式削除器を用いるのが元の方法(日本医師会最優功賞受賞)で、器具の使い方など、医師の高い技術が要求されます。
当院のDr.石原は、当時の稲葉先生からこの器具を使ったわきが治療の直接の指導を受けました。
この方法はわきがを治す効果は剪除法とほぼ同じですが、傷が小さい、時間の短縮などのメリットがあります。
■ 吸引法
皮膚に小さな穴を開け、わきがの原因のアポクリン汗腺、エクリン汗腺を吸い取る方法です。
傷跡がきわめて小さく、目立たないというメリットがありますが、この方法では完全にアポクリン汗腺、エクリン汗腺を取り除くことは難しく、わきが完治が難しいとして、専門の学会や医学書では否定的な意見も多いようです。
■ 超音波法
超音波を利用してアポクリン汗腺、エクリン汗腺を破壊する方法です。
わきが手術の最先端の方法として90年代に一時期、一部のクリニックによって大きく宣伝されましたが、実際にはアポクリン汗腺、エクリン汗腺を取り除くことはほとんど不可能で、わきが完治には程遠く、超音波による火傷による後遺症もしばしば見られます。
決して受けるべきでないわきが手術法の一つです。
■ ミラドライ法
ミラドライとは、特殊な器械の先端から出るマイクロウエーブの熱を利用してアポクリン汗腺、エクリン汗腺を破壊する切らない治療と言われる新しい方法です。皮膚にダメージがなく深い皮下の汗腺を破壊するという理論ですが、汗腺が破壊するほどの熱で皮膚にダメージがまったくないというわけにはいかず、逆に皮膚のダメージを抑えるために汗腺を破壊するには限界があり、1~2年後の再発率が高いという学会での報告もあります。
毎日、患者さんから来る美容外科の生の質問に、石原先生が一問一答式にお答えしています。
Dr石原による美容外科Q&Aページ(わきが・多汗症)はこちらへ
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わきが・多汗症ではしばしば手術後の再発が問題となります。
当院でも、相談に来る患者さんの30%近くが他院で手術を受けたにもかかわらずニオイが残っているという悩みを抱えています。
これはどうしてでしょう?信頼のおける専門医によって確実な手術を受けたにもかかわらず、まだニオイが気になる・・・
たしかにニオイに対して過剰に神経質になってしまい、手術が成功しても、
なくなっているはずのニオイをまだ気にしてしまう人もいます。
でも本当の理由はそうではなく、ニオイが残っているのは、やはり医師による手術の不十分さ、未熟さにあるのです。
たとえば吸引法、超音波法などでは、時間が早く、傷が小さいので目立たない、などが利点だと言われています。
ただ、美容外科、形成外科の学会発表や医学論文などでもこれらの方法ではアポクリン汗腺、エクリン汗腺はほとんど取れず、再発率が高いことを指摘されています。
ですから、信頼のおける美容外科医、形成外科医のもとで相談されて、一生に1回で済む確実な手術を受けるようにしてください。
「当院でのわきが・多汗症手術後、においや汗にまったく変化が見られない場合、手術前と同じようにわきが・多汗症が再発した場合は無料で再手術を行います。」
手術以外で多汗症を治療したい方には細菌から抽出したボトックス注射によって一定期間、症状をおさえる事ができます。
額、手の平、足の裏など、局所の多汗症にはイオン導入法が大変効果的です。
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