治療一覧
ニキビ対策
■自分でできるニキビ対策
ご⾃分でできるニキビ対策には以下のようなものがあります。
・不規則な⽣活による睡眠不⾜の解消
・ストレス発散・解消
・バランスの悪い⾷⽣活の改善
・ビタミン・ミネラル不⾜の補充
・化粧品による肌への影響の改善
・間違った洗顔⽅法やメイク落とし不⾜の改善
■クリニックがアドバイスするニキビ対策
専門医やアドバイザーの元でニキビ対策とアドバイスを受けましょう。
・正しいスキンケアや適切なコスメを推奨
・生理不順の原因解明と治療
・男性ホルモンの過剰分泌の原因解明、改善と治療
ニキビ治療
■⼀般の⽪膚科（保険診療）のニキビ治療薬
⼀般の⽪膚科で保険診療の範囲で⾏われているニキビの標準治療薬は以下の通りです。
※保険診療における医薬品となるため、当院では取り扱いがありません
ディフェリンゲル
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ディフェリンゲル®（⼀般名：アダパレン）は、⽪膚の⾓化を正しく調整して⽑⽳の詰まりを改善し、ニキビをできにくくします。
ベピオゲル
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ベピオゲル®（⼀般名：過酸化ベンゾイル）は、抗菌作⽤と⾓質剥離作⽤によってニキビを改善します。
■当院における専⾨的なニキビ治療（ケミカルピーリング）
当院は、国内でもいち早くニキビやニキビ跡に対するケミカルピーリングの効果に注⽬して、開院当初（2000年）より、ケミカルピーリングの実績を積んできました。
また、ニキビに関する専⾨学会、研修会にも数多く出席し、つねに最先端の治療法を研究し続けています。
ケミカルピーリングを⾏う前に、まずはニキビの原因となる⽣活習慣、⾷⽣活、化粧品の種類、メイク・洗顔法などを問診でじっくりとお話を聞き、様々な⾓度からアドバイスします。
当院では、国内でも少ないグリコール酸と乳酸の2剤のダブルピーリング法を⾏っており、さらにサリチル酸マクロゴールピーリングを患者さんの症状に合わせて選択して治療を⾏っています。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリング（グリコール酸、乳酸）
ケミカルピーリングを直訳すると薬剤によりピーリングする⽪を剥がす）ことになります。
肌に薬剤を塗り、その作⽤によって⽪膚の⾓層の⼀部を取り除くことで⽪膚のターンオーバー（再⽣）を促す治療⽅法で、美肌、美⽩、ニキビ、くすみ、しみ、⼩じわなどの改善が期待できます。
・グリコール酸の作⽤・・・ニキビの炎症や化膿を抑えます。
・乳酸の作⽤・・・美⽩をはじめとしてニキビをよりきれいに治す効果があります。
⼀般の⽪膚科の保険診療の治療で治りにくいニキビに対しては、ケミカルピーリングによって⾼い改善効果が認められます。
ケミカルピーリング（サリチル酸）
サリチル酸ピーリングは、マクロゴールピーリングとも⾔います。サリチル酸をマクロゴールという基材で溶解しているため、⽪膚の深い層への酸の浸透によるトラブルを減らす効果があります。酸が⽪膚表⾯の⾓質層にとどまって反応するため、より安全性の⾼いケミカルピーリングと⾔えます。ダウンタイムもグリコール酸、乳酸ピーリングよりやや少なめです。
●ケミカルピーリング
| 麻酔 |
痛みがないため、麻酔は一切不要 |
| 時間 |
顔全体で30分程度 |
| 通院 |
治療は2週間に1回で5回くらいが目安 |
ダウン
タイム |
メイク、シャワー、洗髪 当日より可
治療後にテープを貼るなどは一切不要
紫外線対策を忘れずに
|
リスクと
合併症 |
色素沈着、赤み、腫れなど |
| 費用 |
ダブルピーリング
初回11,000円 2回目以降1回16,500円
サリチル酸ピーリング
初回7,700円 2回目以降1回11,000円
治療費用について詳しくはこちら
|
※表参道院、仙台院は美容外科手術を主に行う専門クリニックです。
そのため、この2院では、ケミカルピーリングや美容皮膚科治療の一部をお受けいたしておりません。
伺卒ご了承ください。詳しくはお問い合わせください。
当院で処方するニキビ治療の薬剤
専⾨医による診察、診断のうえ、ニキビ治療に最も適切な薬を処⽅します。
ナジフロキサシン（ニキビ抗菌外⽤薬）
ナジフロキサシン（⼀般名ナジフロキサシン）は、軽度から中等度の⾚ニキビに効果的なローションタイプの塗る抗菌薬です。
ナジフロキサシン ローション（ニキビ抗菌薬）
標準的な治療費用 1％ 20ml 2,200円
リスクと副作用 かゆみ、刺激感、発赤
ミノマイシン（ニキビ抗⽣物質内服薬）
ミノマイシン（⼀般名ミノサイクリン）は、中等度以上の⾚ニキビや化膿ニキビに対して、数週間から数か⽉を⽬安に内服して治療する抗⽣物質です。
ミノマイシン（ニキビ内服抗⽣物質）
標準的な治療費⽤ 1⽇100㎎ 30⽇分 3,300円
リスクと副作⽤ 吐き気、めまい、発疹
シナール（ビタミンＣ内服薬）
⾝体の内⾯から美肌へと導く、ニキビ治療に必須のビタミンです。
シナール（ビタミンC内服薬）
標準的な治療費⽤ 1⽇1200㎎ 30⽇分 6,600円
リスクと副作⽤ 胃不快感、吐き気、嘔吐
⾼濃度ビタミンCによる治療についてくわしくはこちら
⼀般の⽪膚科と美容⽪膚科のニキビ治療の違い〜Dr.⽯原による解説〜
「なかなか治りにくいニキビの対処法をみなさんどうされていますか。学会の統計によると、90％の⼈が市販のニキビ⽤の薬を使っている、ご⾃分で⾃⼰流の肌の⼿⼊れをするなどで、医療機関に通っている⼈は全体のわずか10％だそうです。
⽇本国内の医療機関におけるニキビの治療は、欧⽶諸国に⽐べてずいぶんと遅れてきたと⾔われています。2000年代以前までは、イオウカンフルローションや抗⽣物質だけに頼りがちであったニキビ治療ですが、2008 年にレチノイド作⽤を持つアダパレン（⼀般名：ディフェリン）が国内でも認可され、その後もベピオゲル（⼀般名：過酸化ベンゾイル）なども使⽤されるようになってきましたが、難治性（治りにくい）のニキビに対しては、⼀般の⽪膚科における保険診療だけでは、まだまだ限定的な治療しか⾏うことができません。
ニキビ治療先進の諸外国では、かなり古くからケミカルピーリングが盛んに使⽤されてきました。
⽇本でも1980年代から、ケミカルピーリングがエステやサロンなどで⾏われていた時期もありましたが、安全性の観点から、ケミカルピーリングは医療⾏為であることが厚⽣労働省より明確に⽰され、現在では医療機関以外では⾏うことはできません。
なお、ケミカルピーリングは保険診療で受けることができない⾃費診療となり、美容医療を専⾨とする美容⽪膚科、美容外科における経験豊富な専⾨医の診断のもとで、ニキビをより早く、よりきれいに治すことを⽬的として治療を受けることができます。」
ニキビ跡の治療
ニキビ跡の⾚み、しみ（⾊素沈着）、凹凸、クレーターに対して、フォトフェイシャル、YAGレーザー、ダーマペン、ライトプリペア（ニキビ跡レーザー）など、様々な治療法からご提案いたします。
フォトフェイシャル（M22）
YAGレーザー
ダーマペン
当院でお薦めするニキビ治療のためのドクターズコスメとスキンケア商品
本当に肌に合った化粧品選びというのは難しく、私たち美容外科医、美容皮膚科医も自信を持って薦められる化粧品は、そうはありませんでした。
そこで私たちが自ら配合成分のひとつひとつを厳選して開発したのがこれらの化粧品です。
一度ぜひ手に取ってみてください。
日本テレビの女性の美を取り上げる人気番組で、Dr.石原のドクターズコスメが紹介されました。
平成21年2月17日（火）放送日本テレビ系列「おネエMANS」（出演：IKKO、假屋崎省吾、にしおかすみこ他）より
当院のドクターズコスメDr.ishihara’s
COSMETICSシリーズが、当院で医師の診察を受けたことがある方や、過去に当院で購入したことがある方に限って、ネット通販で購入できるようになりました。
Dr.石原が答える美容外科の毎日Q＆A
ニキビ治療についてよくいただく質問
患者さんからの質問に、石原先生がお答えしています。
- ニキビを短期間で治す⽅はありますか？
ニキビ治療には期間がかかります。どのような治療法を選択しても、改善が⾒られるまでに、まずは最低3か⽉はかかることをご理解ください。（回答者 石原信浩先生）
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- ニキビの膿を⾃分でつぶしてもいいですか？
化膿ニキビでニキビ内に膿がたまっている場合、早期に適切に排膿（膿を出す）した⽅が良い場合があります。ただし、きちんと消毒された状態で専⽤の器具などで、医師により⾏われるべきで、その後のアフターケアも⼤切です。⾃分⾃⾝でつぶすことは絶対に避けてください。（回答者 石原信浩先生）
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- 保険診療の⽪膚科と美容⽪膚科クリニックとの治療の違いは何ですか？
保険診療で⾏えるニキビ治療には限界があります。⼀定期間通院して良くならない場合は、⾃費診療でさらに効果的な治療ができる美容⽪膚科、美容外科のクリニックでの診療を選択するとよいでしょう。なお、ニキビ跡の治療については、保険診療では⾏えないため、すべて⾃費診療のクリニックでの治療になります。（回答者 石原信浩先生）
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- ニキビ治療で最も効果のある⽅法は何ですか？
でき始めのニキビであれば、保険診療で処⽅される塗り薬であるディフェリンゲルやアダパレンを使⽤すると思いますが、3か⽉続けても良くならない場合は、⾃由（⾃費）診療となりますが、美容クリニックでの治療を選択すべきでしょう。ニキビ治療に効果的なのはケミカルピーリングと適切な抗菌薬の併⽤だと思います。（回答者 石原信浩先生）
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- ニキビの塗り薬、飲み薬だけ希望した場合に処⽅してくれますか？
ニキビの治療は定期的に通院してケミカルピーリングなどの施術を⾏うのが最善だとは思いますが、様々な理由で通院が難しい⽅がいらっしゃいます。そのような⽅に対しては、外⽤抗菌薬や内服抗⽣物質だけの処⽅だけを⾏う場合もあります。（回答者 石原信浩先生）
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当院におけるニキビ治療の流れ
お電話・メールでのご予約
↓
ドクターとのカウンセリング
↓
ニキビ治療のお申込・治療
（カウンセリング当⽇にケミカルピーリングなどのニキビ治療が可能）
ケミカルピーリングの治療時間、アフターケアなどについてはこちらへ
※表参道院、仙台院は美容外科⼿術を主に⾏う専⾨クリニックです。
そのため、この2院では、ケミカルピーリングなどのニキビ治療の⼀部をお受けいたしておりません。
何卒ご了承ください。詳しくはお問い合わせください。
症例写真（ニキビ）
症例
1
ニキビ治療（ケミカルピーリング）
標準的な治療費用
7,700～198,000円（税込）
リスクと合併症
色素沈着、赤み、腫れなど
症例
1
ニキビ治療（ケミカルピーリング）
22歳女性
DOCTOR’S COMMENT
「成人になり、仕事を始めてからニキビに悩まされるようになり、保険診療の皮膚科で治療を受けていましたが、まったく改善しなかったとのことで来院されました。炎症ニキビが強い方です。グリコール酸、乳酸のケミカルピーリングを始めて約6か月でここまで改善しました。自宅ではAHA石鹸とビタミンCローションとクリームを継続して使用していただいています。」
症例
2
ニキビ治療（ケミカルピーリング）
治療前
治療後
標準的な治療費用
7,700～198,000円（税込）
リスクと合併症
色素沈着、赤み、腫れなど
症例
2
ニキビ治療（ケミカルピーリング）
20歳女性
DOCTOR’S COMMENT
「白ニキビ（膿疱性丘疹）、赤ニキビ（炎症）が大きく、このまま放っておいては、 ニキビが治った後も跡が残ってしまいます。 グリコール酸で炎症を抑え、 乳酸で赤みやしみを抑えるというダブル・ピーリングを3カ月継続した併用効果の良い例です。 さらに続ければほとんどニキビ跡は残らないはずです。」
症例
3
ニキビ、ニキビ跡治療（ケミカルピーリング、フォトフェイシャル）
標準的な治療費用
7,700～198,000円（税込）
リスクと合併症
色素沈着、赤み、腫れなど
症例
3
ニキビ、ニキビ跡治療（ケミカルピーリング、フォトフェイシャル）
26歳女性
DOCTOR’S COMMENT
「20代になって出てきた大人ニキビの方です。あご周りの症状が強いのが特徴です。最初の半年はケミカルピーリングでニキビの炎症を抑え、 ビタミンＣ誘導体のイオン導入を併用しながら、次の半年で、ニキビの再発予防対策を続けながら、フォトフェイシャルで毛穴も引き締めてニキビ跡をここまでの美肌に改善することができました。」
症例
4
ニキビ、ニキビ跡治療（ケミカルピーリング、フォトフェイシャル）
治療前
治療後
標準的な治療費用
7,700～198,000円（税込）
リスクと合併症
色素沈着、赤み、腫れなど
症例
4
ニキビ、ニキビ跡治療（ケミカルピーリング、フォトフェイシャル）
29歳男性
DOCTOR’S COMMENT
「この男性の場合は両頬に炎症性ニキビとニキビ跡が混在しています。まず炎症性ニキビをケミカルピーリング、抗生剤の内服と外用でおさえ、その後ニキビ跡をフォトフェイシャルで治療しました。この方はニキビに良いと言われている化粧水などを次々と使い続けていたのですが効果がみられず、当院にいらっしゃいました。ニキビの場合、何かつければ良くなると言うよりは、今、漫然とつけているものをやめた方が良くなることはよくあります。ニキビは皮膚の病気です。専門医にかかりましょう。」
症例
5
ニキビ、ニキビ跡治療（ケミカルピーリング）
標準的な治療費用
7,700～198,000円（税込）
リスクと合併症
色素沈着、赤み、腫れなど
症例
5
ニキビ、ニキビ跡治療（ケミカルピーリング）
22歳男性
DOCTOR’S COMMENT
「炎症ニキビだけでなく、ニキビ跡のでこぼこがかなり強い方です。 通常のケミカルピーリングの他にビタミンCイオン導入、抗生物質内服・外用なども組み合わせて半年ぐらいでかなり改善しました。 わずかに残るニキビ跡の凹凸は近いうちにダーマペンやライトプリペアでさらに改善を目指します。」
症例
6
ニキビ、ニキビ跡治療（ケミカルピーリング）
治療前
治療後
標準的な治療費用
7,700～198,000円（税込）
リスクと合併症
色素沈着、赤み、腫れなど
症例
6
ニキビ、ニキビ跡治療（ケミカルピーリング）
21歳女性
DOCTOR’S COMMENT
「赤い炎症ニキビとニキビ跡が目立ちます。ケミカルピーリングが5回終了した時点ですが、すでに炎症が収まってきています。さらにニキビ跡を目立たなくさせるために自宅でのスキンケアも含めて治療を続けるといいでしょう。」
症例
7
背中ニキビ（ケミカルピーリング）
治療前
治療後
標準的な治療費用
7,700～198,000円（税込）
リスクと合併症
色素沈着、赤み、腫れなど
症例
7
背中ニキビ（ケミカルピーリング）
26歳女性
DOCTOR’S COMMENT
「背中のニキビはご自分でのケアが難しいため、悩まれている方が結構多い部位です。一方、背中の皮膚は顔の皮膚より厚くて強いため、ケミカルピーリングの薬剤も強い濃度で積極的にどんどん治療できるため、治療の反応、効果は良いです。治療後、夏の季節に日焼けしないように十分に気をつけましょう。」
治療一覧
