治療一覧
そばかす(雀卵斑)とは
そばかす(雀卵斑)
鼻を中心にして、ほぼ左右対称にたくさんできる細かい茶色いしみです。特に白人の女性に多く、幼少期に出始めて思春期の頃から目立ってきます。遺伝的要素も強く、紫外線や妊娠によって濃くなる傾向があります。
そばかす(雀卵斑)の診断と見分け方~Dr.石原による解説~
「幼少期もしくは思春期頃からあって、鼻を中心に左右に細かく散在しているのがそばかすの特徴で、診断は難しくありません。紫外線によって濃くなる傾向がありますが、大きさは1~5㎜くらいと小さく、成人以降にできることはほとんどないので、それ以上大きいシミが成人以降に単発的にできた場合は老人性色素斑の可能性が高いでしょう。ただし、そばかすが集まっている部位に小さい老人性色素斑ができた場合は判別が難しくなりますが、いずれにせよ治療法は一緒です。
同じく左右対称にできるシミで、目の周囲を除いた頬に染み出したように広がっている肝斑との見分け方もそれほど難しくありません。詳しくは専門医にご相談ください。」
そばかす(雀卵斑)の原因と自身でできる予防
そばかすは原因として遺伝的要素が強く、白人と東洋人の女性に多く見られます。
悪化する要因は紫外線ですので、予防策としては、紫外線対策が最も重要で、適切な日焼け止めをこまめに使用します。
さらに、ビタミンが豊富な果物や野菜などを普段からとることを心がけましょう。
妊娠をきっかけに悪化することもあるので、妊娠中のビタミン不足も気をつけるようにしてください。
UVプロテクター50(日焼け止め ドクターズコスメ)
SPF50、PA+++の日焼け止めジェルクリーム
オイルフリー、パラペンフリー、無香料
¥3,850(税込)
Skin Peel Bar (AHA石鹸)シリーズ スキンピールバー ハイドロキノール
グリコール酸に加え、肌に透明感を与える成分ハイドロキノン配合。
古い角質を洗い流し、肌に透明感のあるみずみずしい素肌へ導きます。
¥5,500(税込)
そばかすの治療法~レーザー、外用薬、内服薬~
■レーザー
そばかすを確実に取りたい場合の第一選択となる治療法です。老人性色素斑の場合と同じと考えていいでしょう。レーザーの熱は、そばかすの原因であるメラニン色素を破壊して、シミをなくします。
当院では、主にQスイッチNd : YAGレーザーを使⽤して治療を⾏っています。
治療費用の目安 1㎜5,500~11,000円(税込)(部位により異なる)
QスイッチYAGレーザーについて詳しくはこちら
■フォトフェイシャル(IPL)
フォトフェイシャルとはIPLという特殊な光を照射する治療で、レーザーと比較して肌に対する負担が軽く、ダウンタイムが少ない治療です。
当院では、フォトフェイシャルM22という機器を使⽤しております。
数が多いそばかすの場合、一つずつレーザーで治療を行うよりも、一度に全体を治療できるメリットがあります。
フォトフェイシャル(M22)
治療費用の目安 おためし初回(顔全体) 18,700円(税込)
以降1回毎(顔全体) 33,000円(税込)
お得なコース料金があります
フォトフェイシャルについて詳しくはこちら
■外用薬
ハイドロキノン(漂白軟膏)
そばかすを含め、シミ治療に⽤いられる代表的な外⽤薬です。
ハイドロキノン軟膏
5g 5,500(税込)
シスペラクリーム(美肌・美白クリーム)
そばかすを含むシミに対して、美⽩効果がハイドロキノンの4 倍もある医薬専売クリ−ムです。
シスペラクリーム
1本 50g 33,000円
ビタミンC誘導体10%ローション
⽪膚に吸収されやすい誘導体のビタミンCで、そばかす治療中の保湿効果もあります。
ビタミンC10%ローション
1本 30mg 11,000円
活性保持型ビタミンC・ASVC35%クリーム
そばかすを含めた様々な肌トラブルに効果のある医療⽤活性保持型ビタミンCで、さらに35%という⾼濃度を実現しました。
ASVC35%(活性保持型ビタミンC)クリーム
20g 15,400円
■内服薬
シナール(ビタミンC内服薬)
⾝体の内⾯から美肌へと導く、シミの治療に⽋かせないビタミンです。
シナールには、パントテン酸という、ビタミンCの効果をサポートする成分が配合されているのが、市販のビタミンCサプリ等との違いです。
シナール(ビタミンC内服薬)
標準的な治療費用 1日1200mg
30日分 6,600円
リスクと副作用 胃不快感、吐き気、嘔吐
●そばかす(雀卵斑)のレーザー治療
麻酔 |
麻酔テープもしくは局所麻酔 |
時間 |
個数や大きさによって変わりますが、1個につきおおよそ1分以内
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通院 |
なし〜1回 |
ダウン タイム |
シャワー、洗髪 傷を濡らさなければ当日より可 |
アフター ケア |
治療後に目立たない色の小さなテープを約1週間貼ります
紫外線対策を忘れずに
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リスクと 合併症 |
色素沈着、再発、瘢痕など |
費用 |
1㎜5,500~11,000円(部位により異なる) 治療費用について詳しくはこちら
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●そばかす(雀卵斑)のフォトフェイシャル治療
麻酔 |
麻酔は不要 |
時間 |
顔全体で約20分 |
通院 |
治療は1か月半間隔で5回が目安 |
ダウン タイム |
メイク、シャワー、洗髪 当日より可
紫外線対策を忘れずに
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リスクと 合併症 |
色素沈着、赤み、腫れなど |
費用 |
フォトフェイシャルM22
顔全体 初回18,700円 2回目以降1回33,000円
5回154,000円(割引)
治療費用について詳しくはこちら
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そばかす(雀卵斑)についてよくいただく質問
患者さんからの質問に、石原先生がお答えしています。
- そばかすは一度で取れますか?
-
一般的なシミ治療と同様に、QスイッチYAGレーザーであれば、大抵は一度の治療でとることができます。フォトフェイシャルで治療する場合は、複数回繰り返す必要があり、確実に効果を感じるためには5回以上が目安になります。(回答者 石原信浩先生)
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- そばかす治療には、レーザーとフォトフェイシャルのどちらが適していますか?
-
ダウンタイムをかけても確実にそばかすをなくしたい場合はレーザーが選択となりますが、ダウンタイムを避けたい、回数をかけて少しずつそばかすを薄くすることを希望し、さらに小じわ治療などのアンチエイジング効果も期待したい場合はフォトフェイシャルが適しています。(回答者 石原信浩先生)
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- そばかすと老人性色素斑が混在していると言われたのですが、一緒に治療できますか?
-
そばかすも老人性色素斑も、QスイッチYAGレーザーで同時に治療することができます。ダウンタイムや治療後の経過もほぼ同じと考えていいでしょう。(回答者 石原信浩先生)
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- レーザートーニングでもそばかすは取れますか?
-
レーザートーニングは、シミ治療に用いるQスイッチYAGレーザーなどの出力を極めて弱くして、肌のくすみや肝斑の治療に行う治療ですが、そばかすや一般的なシミをなくすには、出力がかなり弱いため、治療効果はやや限定的になると思います。(回答者 石原信浩先生)
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- そばかす治療のダウンタイムはどのくらいですか?
-
フォトフェイシャルの場合は1、2日程度の赤みですぐに元の状態に落ち着きますが、レーザー照射の場合は、数日でかさぶたができ、1週間程度で剥がれ落ちます。その後はややピンクがかった肌の状態が1,2カ月続きます。(回答者 石原信浩先生)
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- そばかす治療の後はテープを貼らないといけませんか?
-
フォトフェイシャルで治療する場合は1、2日程度の赤みで済むので、テープ等を貼る必要はありません。レーザーの場合は、軽いヤケドを起こすため、医療用のテープやフィルムを貼ることで、よりきれいに早く治癒していきます。(回答者 石原信浩先生)
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当院のそばかす(雀卵斑)治療の流れ
お電話・メールでのご予約
↓
ドクターとのカウンセリング
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お申込・治療(カウンセリング当日治療が可能)
治療時間、アフターケアなどについてはこちらへ
※表参道院は美容外科手術を主に行う専門クリニックです。
そのため、美容皮膚科やレーザー治療の一部をお受けいたしておりません。
何卒ご了承ください。詳しくはお問い合わせください。
症例写真(そばかす・雀卵斑)
症例
1
そばかす(雀卵斑)レーザー治療
治療前
治療後
標準的な治療費用
1㎜5,500~11,000円(税込)
リスクと合併症
色素沈着、再発、瘢痕など
症例
1
そばかす(雀卵斑)レーザー治療
25歳女性
DOCTOR’S COMMENT
「若い方のしみのそばかす(雀卵斑)です。YAGレーザーを選択し、目立つ2か所(赤いペンで印がつけてある部位)がきれいに1回でなくなりました。」
症例
2
そばかす(雀卵斑)レーザー治療
治療前
治療後
標準的な治療費用
1㎜5,500~11,000円(税込)
リスクと合併症
色素沈着、再発、瘢痕など
症例
2
そばかす(雀卵斑)レーザー治療
25歳女性
DOCTOR’S COMMENT
「10代のころからあるそばかすです。数が多いのでフォトフェイシャル(M22)で何回かに分けて少しずつ薄くしていく方法もありますが、ご本人は、一度で確実に数を減らしたいとのことで、YAGレーザーを用いて治療しました。」
症例
3
そばかす(雀卵斑)(フォトフェイシャル)
治療前
治療後
標準的な治療費用
18,700~154,000円(税込)
リスクと合併症
色素沈着、赤み、腫れなど
症例
3
そばかす(雀卵斑)(フォトフェイシャル)
42歳女性
DOCTOR’S COMMENT
「頬全体にそばかすとしみが目立つ方です。すべてについてそばかすとしみをはっきりとした区別するのは難しいですが、治療方針は基本的に同じです。幸い、治療にやっかいな肝斑はないので、積極的にフォトフェイシャル治療を行うことができました。自宅でビタミンC誘導体とASVCのDr. Ishiharaドクターズコスメを併用していただき、わずか半年でここまで良くなりました。ほくろも、しみやそばかすと同じくメラニンの沈着です。ほくろの色素まで薄くなったのがわかります。」