

刺青(タトゥー)除去といえば、レーザー治療が第一選択と思われがちですが、実は意外とレーザーだけで刺青(タトゥー)を完全に取るのは難しいのです。
刺青(タトゥー)除去に用いるレーザーは原則として黒色にしか反応しません。ですから、刺青(タトゥー)の色が何種類かの色(赤や黄、緑色など)である場合はレーザーが全く効かないことになります。 また、レーザーの色が皮膚の真皮層を越えて深くまで入っている場合などは、レーザーの熱と光が届かずに、やはり色が完全には消えません。
また、レーザーを何回か繰り返していくことで、刺青(タトゥー)をある程度なくすことはできても、残ったやけど跡の形によって、刺青(タトゥー)が入っていたことが分かってしまう場合もあります。
最新のレーザーをもってしても完全に取れない刺青(タトゥー)は多くありますが、レーザー治療前に判断するのが難しいことが多いので、数回レーザー治療を行なって、専門医の判断で手術などの他の治療法に変更したほうがよい場合があります。

左の上腕にある刺青(タトゥー)に対してレーザーを3回照射後です。
ほとんど色はなくなっていますが、レーザー後のやけど跡が刺青(タトゥー)と同じ形のため、刺青(タトゥー)が入っていたことが分かってしまいます。
このような場合は、刺青(タトゥー)が分かりにくくなるように、部分的に切縫法などの手術を追加するとよいでしょう。






















